18歳独身男子専門学校生のセックスフレンド募集体験
別れてから、付き合っていた彼女のことが気になる。
どうしているのだろうか、元気にしているのだろうか。
でも俺から振ってしまい、泣かしてしまった。その罪悪感で連絡をすることができない。
彼女からしたら俺のことなどすぐに忘れて、次の新しい男でも見つけてさっさと幸せになったほうがよいと思う。
だって、俺はもう彼女と付き合う気がないから。
別れの時に罵倒されることくらい覚悟していたのに、彼女はそれをせずにただ涙を流して、今までありがとうとだけ
言って去っていった。
これじゃあどっちが振られたのかわからないな、くらいの綺麗な去り方だった。
俺は彼女の後ろ姿を見送った。
別れた理由に、彼女の非は一切ない。浮気も、なにもしなかった。
ただの俺の心変わりだ。飽きてしまった。それだけ。最低だと思う。だから、あんたなんか最低と言ってビンタでも
くらった方が楽だった。
そんなときだった。
男友達から彼女らしき女がネットでセックスフレンド募集をしているという話を聞いたのは。
セックスフレンド募集ときいて最初は耳を疑った。
だから
ネットに書き込まれたその掲示板を読むことにした。
そうしたら、そこでセックスフレンド募集をしている女の特徴と
彼女の面影がいやになるくらい重なった。
背丈、雰囲気、髪型、体重、容貌、そこまで詳しく書いてあった。職業まで載せてある。
間違いなく
本人だと確信した。
投稿されていた日付は、俺と別れた一週間後だった。
このときに俺が抱いた感情を、言葉で表現することは不可能だ。
言葉は、不十分なものだ。それを実感した。